『リコリス・ピザ』
アカデミー賞3部門ノミネートされて、いろんな良い意味でヤバい賞も取ってるので、かなりの期待値です。
70年代、L.A。
ある男と女。
15歳のちょっと大きめの大人びた男の子と25歳の拗らせた女。
たまたま出会った事で、一気に近くなる距離と、あの不思議な磁石の逆とも言うかのように離れる合う心。
こっちが右と言えば、あっちは左と言いますよね。
「おいおい、いつまでこの磁石ごっこをするんだ！」
と、誰もが言いそうになっても、それはそれでL.Aのせいだと宥められて安心に変わります。
L.Aの事とはいえ、誰でも経験したかのように、素直になれなくて、何度も何度もすれ違う、淡くてほろ苦くて、甘くて、もどかしい。
そんな一瞬一瞬を切り取ったような映画です。
観たらどうなんですか❓
僕はこの監督の映画(「パンチドランク・ラブ」「マグノリア」等)にはやっぱり全然ハマらないので、もう観ません、おそらく。
確か、妻夫木聡が、好きな映画ってあげてた気がする。竹野内豊だったかな、伊藤英明だったかな。
とりあえず、高校生だった僕は、好きな人が好きなもんにはハマりたいとか思ってた時期で。
でも、全然ハマらなかったし、むしろ、やっぱ違うと思ったわけで。
あ、人は人で、自分は自分。全然違うんだな。
という事を、高校ん時にすんなり受け入れた。
そんな思い出があります、「パンチドランク・ラブ」
うん、やっぱり今観てもやっぱりハマらない。
と、そんなこんなで日曜日。
なんだこの快晴は。
何も予定が無くて、それでいてこの快晴は久しぶりなんじゃないか。
と言う事で、近所で大好きなキューバサンド屋へ。
僕はキューバサンドが好き。
昔よくアメリカみたいなとこで食べてたので。
こんなん。
キューバサンドとコーヒー買って、公園で食べる。
あらら、凄く良い。
おそらく、"素敵な日曜日"感。
土曜の夜、飲み明かして、昼過ぎまで寝過ごす日曜もあれば、
朝から公園でゆっくり過ごす日曜もある。
まぁ、それも僕の過ごし方。
自分は自分。
と、夏の暑さと、少しの素敵を。
では！
